暑い日が続きますが、みなさんご自宅周辺の暑さ対策はされておりますか。クーラーで家の中を涼しくするのも効果的ですが、いちど外にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
戸建住宅であれば多くの家に敷き詰めてある砂利ですが、暑さ対策に一役買うことご存知でしたか。
たくさんの石が無数に敷き詰められた状態ですと石と石の間にすき間が生じます。すると保水性が高まるそうです。
具体的には雨水や打ち水によって熱くなった地面に水がかかると、地表をおおう熱を水が吸収します。すると地表の温度が下がるだけでなく、水が蒸発するときに一緒に熱を吸収する「気化熱」という作用によってその後の温度上昇を緩和してくれます。
この時に砂利が敷き詰めてあることで保水性が高まり、砂利が無い状態よりも長く効果が続きます。なかにはヒートアイランド現象抑制効果をうたう商品まで販売されています。また砂利は夏場だけでなく冬場でも役立ちます。砂利は保水性だけでなく保湿性も持っているため、土の中の温度が下がることをおさえてくれます。
防犯性が高いという点で押されがちな砂利ですが、それ以外にもこういったメリットも持っています。
この暑い時期を少しでも快適にするため、ぜひいちど砂利の導入をお考えになってみてはいかがでしょうか。