雨と砂利【砂利110番】

夏が近づいてくると雨や台風が多くなってきます。それに合わせて、沢山降り注いだ雨水は地面に大きな影響を与えることがあります。中でも分かりやすいのは土の状態が変化する点です。土の地面は大量の雨水を受けると表面が泥になってしまい、人の行き来や車が通るなどすると凹凸が生じやすくなってしまいます。また、泥は頑固な汚れにもなりますから、雨の時期には嫌がられるものです。また、土には特別種を撒くなどしなくてもどこからかやってきた雑草が生えるようになり、雨で大量に水分を得ると生長が一気に活発化してきます。これらの雨による変化をそのままにしておくと、ひどい場合には放置された空き地のように、土地が荒れ果てた状態になってしまうことも考えられます。そんな雨による地面の変化に有効な対策として砂利敷きがあります。砂利は土の地面よりも水はけが良く、水を吸って泥状に変化することもないので地面の形状が急激に変化してしまうことを防ぐことができます。さらに防草シートを張った上での砂利敷きであれば雑草が根を張る環境を取り除くこともできるので、夏場の大変な作業として印象深い草刈りなどの手間を解消することも可能です。今では駐車場によく見られる黒や灰色の砂利の他にも、赤や黄色などの豊かな色彩も選択できるようになっていますから、自宅のお庭を美しく手入れも簡単な状態に整える方法として、雨の多くなる季節の前に砂利敷きを行ってみるといいかも知れません。