お庭に砂利を敷きたいけど必要な砂利の量がわからないという方も多いのではないでしょうか。当コラムでは、砂利の必要な量の計算の仕方や敷き方や種類などをご紹介します。自分では砂利を敷くことはできないと思っている方もいるかもしれません。
ですが、砂利の量や種類・砂利を敷く順序を知ることによってご自身でも砂利を敷くことができるのです。また、雑草を抑えるために砂利を敷きたいという方も多くみられます。砂利を敷いてお庭をオシャレにでき、防草の効果もあるなんて一石二鳥です。
砂利には、さまざまな種類のものがあり、自分のしたいお庭の雰囲気によってえらぶことができます。また、駐車場に敷く際にピッタリの砂利もあるのです。砂利を敷くために必要な量や種類を知り、理想のお庭を作りましょう。
庭に敷く砂利の量、適量が知りたい!
庭に砂利を敷きたいけどどれくらい敷くのが妥当なのかわからず作業できないという方も多いのではないでしょうか。砂利を敷くためのポイントを抑えることによっておおよその量を知ることができます。
・砂利を敷く量ってどうやって測るの?
だいたい1平米あたり60~80㎏の砂利が必要といわれています。まず、敷きたい場所の面積を図りましょう。縦×横=平米数(㎡) といった計算式になります。(例)縦3m×横1m=3㎡というように計算してください。
また、地面からの厚みもあるので厚みも図っておきましょう。面積の計算をしたら、砂利の量を計算しましょう。
また、小さな砂利であれば地面からの厚みが浅くても大丈夫ですが大きな砂利を使用する際は、地面からの厚みを深めにしなければ地面が見えてしまい見栄えが良くないため注意しましょう。妥当な量がわからず作業できなかった方もこれで砂利の量を計算することができ一安心ですね。次は、実際に砂利を敷く方法を確認していきましょう。
自分で砂利敷きを行う方法
自分で砂利敷きをする際の下準備と砂利を敷く手順、その後のメンテナンスをご紹介します。
・砂利を敷く前に忘れてはいけない下準備!
砂利を敷く前は順序よく作業するために必ず下準備をしましょう。防草目的で砂利を敷くという方は防草シートも事前に用意しましょう。防草シートを使うことでより雑草を抑えることができます。ホームセンターやインターネットで気軽に購入することができます。
下準備としてするべきことは以下のポイントです。
・砂利を敷く手順
まずは、雑草の処理からしましょう。雑草の処理を怠ってしまうと、後に砂利が沈んでしまったり時間が経つにつれてデコボコになってしまうなどと見た目が悪くなってしまいます。また、根元から抜くといいでしょう。
雑草を抜いたら、地面の踏み固めをしましょう。地面が緩いと砂利がデコボコになってしまいます。1平米程度と範囲が狭ければいいのですが、5平米以上と範囲が広い場合は作業が大変ですので、転圧器具を利用するといいかもしれません。転圧器具のレンタルを行っている会社もあるようです。
砂利を敷く理由として、雑草を防ぎたいからという理由の方も多いのではないでしょうか。そういった理由の方は、地面の踏み固めをした後に防草シートを敷きましょう。雑草は風などで運ばれてきた種子と土が接触することで生えてきてしまいます。防草シートを敷くことで地面と種子が接触しないため雑草が生えることを抑えることができるのです。
下準備が終わればあとは砂利をまくだけです。
・砂利のメンテナンスは必要?
砂利は時間が経つと均等ではなくなったり、量が減ってしまったりしてしまいます。その際は砂利を足しましょう。また足したいけどどの砂利を使ったか忘れてしまったというケースも多いです。1番最初に砂利を敷くときにどの砂利を使ったか記録しておくとよいでしょう。もしくは、最初の時点で砂利を少し残しておくのもいいかもしれません。
庭に敷く砂利の種類を使い分け!オシャレ・利便性の高い空間にしよう
砂利にはさまざまな種類があるので自分の好みの砂利を選ぶことができます。それぞれ理想のお庭の理想にあった砂利を見つけましょう。
・おしゃれな砂利をまとめます
砂利はさまざまな種類がありそれぞれ与える印象が異なります。まずは、使われることの多い定番の砂利からご紹介します。
赤玉砂利
文字の通り赤色の砂利です。明るい雰囲気を作りたい方にお勧めです。また、レンガなどにもよく合います。
白玉砂利
文字の通り白色の砂利です。高級感と品があり何とも合うため使いやすく旅館などで使われていることも多いです。赤玉砂利と白玉砂利が一般的に使われることの多い砂利です。個性的で独特な雰囲気を出したい方や、こだわりが強い方にお勧めの砂利もあります。
青砕石砂利
青みがかった色合いでゴツゴツと角が尖っているのが特徴です。シックで海を連想させるような砂利で、夏などにピッタリです。
五色砂利
茜・若菜・柑子・納戸・白色の5色の色合が混ざっているため、鮮やかな雰囲気になります。色合いは商品によって異なるため実際に店舗に足を運ぶといいかもしれません。
金華砂利
ダークグレーに茶色が混ざっている色合いで丸みのある砂利です。アジアン風なお庭と作りたい方にお勧めです。
那智黒石砂利
真っ黒で艶があるある砂利です。高級感を出したい方やシックな雰囲気を作りたい方にお勧めです。また、乾いている状態でも砂利の輝きは変わりません。費用としては、「那智黒石砂利」が他に比べ高いです。他の砂利はさほどの料金の差はないです。商品によって変わってしまうこともあるので、実際に店舗で確認するといいかもしれません。
・お手軽砂利はこれだ!
駐車場などの広い範囲に砂利を敷きたい場合は、費用をできるだけ軽減させたいところです。お手軽のお値段で購入できる砂利として、クラッシャータイプの砂利があります。砕けたような見た目で水をはけてくれるので、駐車場にはちょうどいいのです。
・防犯に役立つ砂利もあります
砂利を踏むことで大きな音がなる防犯砂利もあります。防犯砂利は、ほかの砂利よりも1粒1粒が大きく、大きな音がなるのが特徴です。大きな音がなることによって人が通ったと知ることができるため、防犯になるのです。
まとめ
砂利を敷くための手順や種類を知っておくことで自分で砂利を敷くことができるのです。お庭の雰囲気を変えたい際や、雑草を防止したいときに知っていると便利でしょう。砂利を敷いて理想のお庭を作ることでお庭を見るのが毎日楽しみになりそうです。
また、自分では不安だったり、かなり広い範囲に砂利を敷きたいという方は業者に依頼するのもいいかもしれません。