地面の舗装と言いますと、アスファルト舗装やコンクリート舗装、場合によってはレンガで舗装することもあります。しかし、そんな舗装の中でも特に簡単に舗装できるのが砂利による舗装です。施工は非常に簡単で、砂利を購入し、土の上に撒くだけで施工完了です。他の舗装方法と比べて簡単かつ安価で舗装が完了しますが、そんな砂利にも欠点はあるようです。砂利舗装の際には、その欠点も踏まえてご検討されるのがよろしいでしょう。
まず、砂利を敷きますとお掃除が難しくなります。アスファルトやコンクリートと違ってデコボコが多い砂利は、掃き掃除すら難しくなってしまいます。砂利の中にゴミが入り込んでしまえば、わざわざ砂利をどかしてつまみ出さなければいけません。雪国になりますと、同様の理由で雪かきも難しくなってしまうようです。
また、砂利は何度も踏まれていきますと、地面に埋まってしまいます。そうなりますと地面が露出して見た目にもよくありませんし、飛来した雑草の種が根付きやすくなってしまいます。雑草対策のために砂利を敷くという方もいらっしゃるかと思いますが、そうなってしまっては意味がありません。
他には、歩きづらくなる、埋没するたび補充する手間がかかるといった欠点もあるようです。
しかし、施工方法によってはその欠点を改善することができます。例えば砂利の埋没なら、事前に砂利の下に防草シートを敷いておく事によって解決します。あるきづらさも、砂利の大きさや層の厚さを工夫すればある程度は改善が見込めます。砂利を生かすも殺すも施工者次第ですので、その施工は砂利のプロにおまかせください。