防犯砂利は、普通の砂利と異なり人工的に作られたものです。ガラスなどを原料としており、擦れ合うと耳障りな音を立てることから、空き巣が嫌うと言われています。
但し、ただ単にお庭に防犯砂利をばらまくだけではきちんとした防犯効果を得られないかもしれません。防犯砂利も、普通の砂利の施工と同様にいくつか注意する点があります。
まず、砂利の厚さは必要十分な厚さを確保すること。
砂利を敷き詰めた厚さが薄すぎると、そこを誰かが通る度に防犯砂利が押しのけられて、地面が露出してしまいますから、せっかく防犯砂利を敷き詰めても効果がなくなってしまうかもしれません。
更に、砂利を敷き詰める前には、地面に防草シートなどを施工してもらうのがおすすめです。なぜなら、土の上に直接防犯砂利を敷き詰めると、伸びてきた雑草に砂利が覆い尽くされて、クッションのような役割を果たして、音が出にくくなる場合があります。
これらの問題を解決するにはある程度砂利の施工に慣れた人でなければ難しいかもしれません。また、厚みを確保するには、それだけの量の防犯砂利が必要です。
自分でこれらを実現するのは難しいかもしれませんが、その点は砂利敷き工事のプロにご相談されてはいかがでしょうか。