砂利と言うものは、比較的施工が容易な舗装方法の一つです。アスファルトやコンクリートの施工とは違い、砂利は雑草を抜いて下地を整え、その上に砂利を敷き詰めれば施工完了です。砂利は重いためそれなりの労力は必要になりますが、高い技術が必要になるわけではありません。施工のハードルの低い砂利ですが、良い面もあれば悪い面もあります。一度施工すればその後はメンテナンスも必要になりますので、施工前にはそのメリットとデメリットを考え、納得した上で施工するようにしてください。
まず、砂利敷きのメリットについてです。砂利敷きも舗装の一種のため、雨水によって地面がドロドロになることを防ぎます。また、土を隠すため雑草が生えにくくなります。さらに色や形が豊富なため、工夫次第ではお庭の景観を良くする事も可能です。次にデメリットですが、砂利には隙間があるため、その間に雑草の種が入り込んでしまうと生長を止められません。また、でこぼこしており落ち葉の掃除や雪かきなどが行いにくいです。また、雨が降って土が軟らかくなると砂利が沈み込んでしまいやすくなります。ただし、あらかじめ防草シートを敷いておくことで砂利の埋没や雑草の生長を防ぐ事は可能です。
砂利のメリットとデメリットについて簡単に説明しましたが、工夫次第ではメリットを大きく、デメリットを小さくする事も可能です。ただしそのためには、素人の力では限界があります。砂利をより効率的に施工するためには、やはり業者の力を借りるのが一番でしょう。施工はもちろん、どのような砂利を選べばいいのかについても相談に乗ってくれるはずです。