砂利の利点といえば、コンクリートやアスファルトで舗装するのに比べて費用が安くできるということと、通水性が高いので、コンクリートやアスファルトのように雨の後に水たまりができにくいということが挙げられます。また、砂利の種類を変えることで景観を様々なものに変えることができるのも、砂利ならではと言えます。特に日本庭園で有名な枯山水などは、砂利でなければできないものです。 そんな砂利に寄る舗装の利点にはもう一つあり、雑草対策に効果的というものがあります。 雑草は、どこからともなく趣旨などが飛んできて、根を下ろし、その場所で爆発的に繁茂することから忌み嫌われています。砂利の場合何故雑草対策に効果的なのかというと、砂利同士は隙間がたくさん空いているということに関係しています。 雑草に限らず植物は土中の栄養分や水分を根を張って伸ばしていくのですが、砂利の場合は根を張ったとしても、深くまで根を下ろすことができず、簡単に引き抜くことが可能です。また、じゃりで蓋をされた状態では、雑草の種子が発芽しても成長をすることが難しいので、それまであった雑草への対策もあわせて行なうことができます。これには更に、防草シートなどを併用することで高い効果が期待できます。