コラム

防草シートと砂利のセット施工で雑草対策!おすすめ種類や費用まとめ

砂利の下には除草シートを敷いて除草効果をアップ!

雑草対策には、砂利敷きをおこなうだけでは不十分です。効果を十分に発揮させるためには、防草シートと砂利を併用する必要があります。しかし、ひと口に防草シートといっても、さまざまな種類があるため、注意が必要です。適した防草シートをきちんと選択しなければ、また雑草に悩まされてしまうおそれがあります。

この記事では、防草シートと砂利を併用すると得られる効果について、はじめに見ていきます。そして、庭に施工する防草シートと砂利はどんなものが適しているのかを判断するときに役立つよう、防草シートの選び方や敷き方から、おすすめの砂利の種類までご紹介していきます。

「砂利を敷き詰めたのにもかかわらず、雑草が生えてきてしまい困っている」「有効的な雑草対策のために、防草シートと砂利を併用しようと考えている」という方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。それでは見ていきましょう。

【防草シートと砂利】セット使いが雑草対策になる

防草シートと砂利を併用することによって、雑草対策を友好的におこなうことが可能です。ここでは、砂利を敷くメリットをまずご紹介していきます。そして、砂利だけを敷いた場合に起こる失敗例などにも触れていきます。より有効な雑草対策をおこなうためにも、これらの項目から確認していきましょう。

砂利を敷くメリット

雑草対策をおこなう上で、砂利を敷くことは雑草が生長しすぎるのを防ぐというメリットがあります。砂利を丁寧に敷くことで、土の部分に日光が当たらなくなるからです。すでに雑草が多少生えていたとしても、その上にしっかりと砂利を敷いて日光を遮ることができれば光合成を阻害できるため、生長を抑制できます。

また、砂利を敷くメリットは、雑草対策に役立つだけではありません。雨の日などのぬかるんだ足元に砂利があることにより、泥の跳ね返りが軽減されるため、足元が汚れてしまうことを防ぐことができます。

しかし砂利だけでは防草できない

前述のとおり、砂利を敷くことは雑草の伸びすぎを防ぐことができます。しかし、時間の経過とともに、砂利の効果は薄れていってしまうのです。その理由は下記で説明しますが、砂利だけではいずれ雑草がまた生えてきてしまいます。そのため、有効的な雑草対策をおこなうためには、砂利と一緒に防草シートを利用する必要があるのです。

砂利だけ敷いた場合の失敗例

砂利だけを敷いてしまうと、時間が経つにつれて雑草が隙間から生えてくるケースがあります。これは、直接地面に砂利を敷いてしまうことによって起こるのです。

砂利のみ敷いた場合、踏みつけると土に埋まってしまいます。そのため、はじめのうちはきれいに整っていた面も、どんどんとでこぼこが気になりだしてしまうのです。

ものを置いたり足で踏みつけたりすることで土に埋まってしまったり、風によってずれてしまったりすることで、砂利に隠されていたはずの土が露わになってしまい、また雑草が生えてきてしまうのです。

防草シートがあってこその雑草対策である

有効的な雑草対策をするためには、防草シートと砂利を併用する必要があります。なぜなら、防草シートを砂利の下に敷くことによって、砂利がどれだけ動いても土が露わになることを防止できるため、雑草が再度生えてくる可能性を最小限に抑えることができるからです。

【DIY】庭に施工する防草シートと砂利【選び方と種類】

除草シートの選び方

ここからは、庭に防草シートと砂利を施工する際に必要となってくる、防草シートの選び方や敷き方、砂利の種類についての情報を見ていきます。

防草シートの選び方

防草シートの選択肢は、以下のような理由によって変わります。

  • ・悩まされる雑草の種類は何か
  • ・防草シートを踏むことがあるのか
  • ・日が当たるかどうか

防草シートのなかには、チガヤや笹のような先の鋭い葉をもつ雑草が生える場所に敷くとすぐに破れてしまったり、紫外線に弱かったりするものがあります。反対に、先が鋭い葉をもつ雑草にも破られることのない高強度タイプや、紫外線対策の施されているタイプもあります。自分の庭にはどのタイプが相応しいのか、しっかりと考えて選びましょう。

もし、自分で判断できないときは、園芸用品店やホームセンターの店員さんに直接尋ねてみるとよいでしょう。悩まされている雑草や、防草シートを敷く予定の場所を写真に撮って見せたりすると、より的確に選んでもらえるかと思います。

また、防草シートには寿命があります。防草シートの種類よって寿命は異なりますが、最大で3年ほどが耐用年数となっているものが多いです。織り目のそろった作りの均等なものであれば、最大で6年ほどが耐用年数となっております。

防草シートの敷き方

ここからは、防草シートの正しい敷き方をご紹介していきます。庭などに実際に敷く場合には参考にしてください。

  • ・レーキなどを使用して地面を平らにする
    (レーキ:土や砂利が敷いてある面を平らにする道具)
  • ・雑草や小石などの余計なものをすべて取り除く
  • ・防草シートは一気に広げず、丸まった状態のまま転がして広げていく
  • ・防草シートが重なる部分は、10センチメートル以上重ねるようにする
  • ・重なった場所にピンを留める場合は、しるしをつけてからピンで留めていく
  • ・ピンを打つ場所をずらすときは、穴を開けた場所をピンシールで埋める
    (ピンシール:防草シートが破れた箇所に貼るシール)

上記の敷き方をしないと、防草シートが破れてしまうなどのトラブルが発生します。防草シートが破れてしまうと、穴の空いた場所から雑草が生えてきてしまうため、注意が必要です。

おすすめの砂利の種類

ひと口に砂利といってもさまざまな種類が存在します。ここでは、4種類の砂利の種類をご紹介していきます。砂利選びの際に参考にしてください。

【白玉砂利】
〇特徴
・高級感を演出できる
・和風にも洋風にも利用できる
・色落ちしない

【五色砂利】
〇特徴
・さまざまな色で敷いた場所を鮮やかに彩ることができる
・和な雰囲気を演出できる

【ピンクチップ】
〇特徴
・可愛らしさを演出できる
・洋な雰囲気を演出できる

【大磯砂利】
〇特徴
・落ち着いた印象をもたせることができる
・和な雰囲気を演出できる

砂利の種類によっては、濡れると色が濃くなるものもあります。雨の日も楽しめる砂利を選択すると、天候によって施工した場所の雰囲気が変わってきますので、選択する際には乾いた状態だけでなく、濡れると色がどうなるのかも確認しておくよいでしょう。

自分で施工もいいけど……業者に依頼するとどうなの?

有効的に庭の雑草対策をおこなうためには、防草シートと砂利を併用するとよいことがわかりました。どちらも、ホームセンターやインターネット通販サイトなどで手に入れられるアイテムですが、作業に慣れている人でなければ、自力で敷くことは決して簡単なことではありません。時間的にも難しいという方もいらっしゃることでしょう。

自力でおこなうことが難しい場合は、業者に施工を依頼するという選択肢もあります。ここでは、業者を利用した場合に得られるメリットや料金相場をご紹介していきます。業者の利用を検討しているという方はぜひ参考にしてみてください。

業者のメリット

庭に砂利を敷く際に業者を利用すると、自分にかかる負担が減ります。どうしても広範囲に及ぶ作業であると、足腰への負担が生じてしまいます。しかし、プロの業者に施工を依頼することによって、見た目もきれいに仕上がり、かつ自分にかかる負担は最小限になるため、失敗したくない方や忙しい方におすすめです。

業者に依頼したときの料金相場

庭など、希望する場所に防草シートと砂利を敷く場合に業者を利用する際の費用を、ここではご紹介していきます。実際に依頼する際には、ぜひ参考にしてみてください。

〇砂利敷き
選択する業者や砂利の種類によってもかかる料金は異なりますが、1平方メートルあたりおよそ3,000~5,000円が相場といえます。

〇防草シート
防草シートの種類や敷く面積によってかかる費用は異なりますが、1平方メートルあたりおよそ2,000~3,000円が相場といえます。

〇料金の計算方法
防草シートと砂利の施工を業者に依頼した場合にかかる料金は、下記の情報を集めることで計算することができます。

  • ・庭の大きさ
  • ・砂利の量(厚み)
  • ・砂利の費用

業者に施工を依頼する場合には、防草シートと砂利を施工する際にかかる費用の見積りを事前にとるようにしましょう。見積りは、なるべく複数社でとるとよいです。そうすることによって、自分の希望により近い費用やサービス内容で施工してくれる業者を見つけることができるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。雑草対策を有効的におこなうためには、砂利だけでなく防草シートの利用もする必要があることがわかりました。雑草対策を防草シートと砂利の併用でおこなう場合には、防草シートや砂利の種類も参考にしてみてください。

また、砂利にもさまざまな種類があり、演出したい雰囲気によっても選択肢の幅は広がります。ぜひ参考にしてみてください。

もし、最適な防草シートと砂利の選び方をプロに教えて欲しいという方や、業者に施工を依頼したいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にお問い合わせください。弊社のコールセンターは24時間365日ご利用いただけます。

これまで多くのご利用者様よりお喜びの声をいただいて参りました弊社なら、お客様のご要望に沿うことのできる業者を手配することが可能です。また、全国に加盟店も多く存在しますので、複数の業者で費用の比較をすることも可能です。なにかご不明点などございましたら、コールセンタースタッフまでお気軽にご連絡ください。

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