雨が降るたびに庭や駐車場がぬかるむと、足元や車のタイヤがドロドロに汚れて大変ですよね。そんなぬかるみを防ぐのに効果的なのは、砂利敷きです。なぜ砂利敷きがぬかるみに有効なのでしょうか?
また砂利敷きをする際、防草シートを敷くことで、ぬかるみ対策だけでなく雑草対策もおこなうことが可能です。
砂利敷きは自分でおこなうこともでき、時間や自信がない人は業者に頼むこともできるので自分に合った方を選ぶことができます。
今まで悩まされてきたぬかるみの改善法から、信頼できる業者選びまでを知って、雨が降った後も快適に過ごしましょう!
目次
庭や駐車場などのぬかるみは砂利を敷いて改善しよう!
雨のあとのぬかるんだ庭や駐車場は、できれば歩きたくないですよね。大事な靴や車が泥汚れで台無しになってしまうことも。そんな煩わしいぬかるみは砂利を敷いて改善しましょう!
なぜ地面がぬかるむの?
ぬかるみの原因は主に2つあります。1つ目は地質の問題です。粘土質のような水を吸収しやすい土の場合、雨が降ると水を吸収し、地面は水を含んだままになってしまいます。そのため雨水が蒸発せず、地面がぬかるんだままになってしまうのです。
2つ目は、長い年月を経て地面の表面が次第に粒子の細かい土へと変化してしまった場合です。初めは土の表面に砂利があった地面も、雨風とともに次第に流されて無くなってしまいます。そうすることで、ぬかるみやすい地面へと変化してしまうのです。
砂利がぬかるみ対策に有効なワケ
水はけが悪い庭や駐車場は、水や雨ですぐにぬかるんでしまいます。しかしその地面に砂利を敷くことで、地面の表面が砂利で覆われぬかるみを防ぐことができます。
また砂利を敷く前に防草シートを敷いておくことで、雑草を生えにくくする雑草対策も可能です。さらに砂利はデザイン面にも優れているので、すてきなお庭づくりにも最適ですよ。
砂利の一種「砕石」もおすすめ!
砂利の一種で砕石という砂利があります。砕石は安価で手に入り、また踏み固めると次第に地面の層が固くなるという特性があります。地面を踏むことで固い地層になる砕石は、主に駐車場のぬかるみ対策に有効です。
砂利敷きは自分でもできる!手順は大きく分けて3つ
砂利敷きは自分でもおこなうことができます。しかしぬかるみの上に、そのまま砂利を敷けばいいというわけではありません。砂利敷きに必要な3つの手順をみていきましょう。
下地を作る
まずは下地を作るために、地面を平らにならしましょう。下地を作らず砂利を敷いてしまうと、地面がでこぼこになり、再び水たまりができ地面がぬかるむ原因となってしまいます。必ず砂利を敷く前に、地面を平らにして下地を作りましょう。
雑草対策も一緒にやっておくのがおすすめ!
暖かい季節になると、庭や駐車場にいつのまにか雑草が生い茂っていることはありませんか?砂利を敷く作業とともに、雑草対策もおこないましょう。
雑草対策に効果的なのは、地面に雑草が生えることを防いでくれる防草シートです。防草シートは雑草対策に役立つだけでなく、土と砂利が混ざり合うことも防いでくれます。
また防草シートを敷く前に、地面の雑草はきれいに取り除いておきましょう。その後、作った下地の上に隙間がないように防草シートを敷き、ピンで固定しましょう。
砂利を敷く
下地作りと防草シートを敷き終わったら、いよいよ砂利の出番です。防草シートの上に、厚さ4センチから5センチを目安に砂利を敷いていきましょう。また砂利の量があまり多すぎると歩きづらくなり、少なすぎるとすぐに地面が露出してしまう原因となるので注意してください。
砂利を敷く以外におすすめのぬかるみ対策
ぬかるみに効果的なのは砂利だけではありません。では他にはどのようなものがあるのでしょうか?順番にご紹介していきます。
常温アスファルト
常温アスファルトは水を吸収すると固まる性質があるため、庭や駐車場全体に敷くより、地面のへこみに敷くとより効果的です。へこみやすい場所に敷くことで、その部分が固まり再びへこむことを防いでくれます。
また常温アスファルトは、地面に敷いてから足で踏み固めれば、あとは数時間放っておくだけで作業が完了します。面倒な作業は必要ないので、ぬかるみ対策に時間をかけたくないという方におすすめです。
プラスチック製敷板
プラスチック製敷板は、プラスチックでできており、曲がっても割れにくい頑丈な敷板です。丈夫な上に手軽に設置できるため、駐車場のぬかるみ対策に有効です。
ウッドチップ・バークチップ
ウッドチップとは木材を細かくしたもので、バークチップは松の木の皮からできているチップです。
ウッドチップとバークチップはぬかるみ対策だけでなく、雑草対策に有効なものもあるため雑草を防止したい場合におすすめです。しかし種類によっては虫が発生する恐れがあるので、注意が必要です。
砂利敷きは業者にお願いすることもできます!
砂利敷きは自分でおこなうこともできますが、いざ始めようとすると材料の購入から実際の作業までやることが多く、なかなか大変ですよね。そんなときは業者に依頼してみてはいかがでしょうか?
業者に依頼するメリット
自分でやるとなると手間がかかってしまいますが、業者に依頼するとその時間を節約できます。庭や駐車場は人に見られる場所なので、できればきれいに仕上げたいですよね。そもそもこういった作業が苦手という方は、プロへ頼むほうが安心です。迷ったときは業者にお願いしましょう!
優良業者を選ぶ4つのポイント
1.施工費用が明瞭な業者
「1平方メートルにつきいくら」など、施工費用が明確に提示されている業者を選びましょう。料金設定があいまいな業者の場合、料金を上乗せされるなどの被害に遭う可能性もあります。
そのようなトラブルを避けるためにも、わかりやすく料金を提示してくれる業者を選ぶと安心です。
2.相見積りをとる
砂利敷きの施工は、業者によって値段が異なります。まさかこんなにかかるなんて思わなかった!という事態を防ぐためにも、複数の業者に相見積りをとりましょう。
相見積をとることで施工費用の相場も知ることができ、適正な業者を選ぶことが可能になります。
3.口コミや評判サイトをチェックする
安い施工費用に飛びつき、結果ずさんな施工をされてしまっては、お金と時間が無駄になりますよね。そんな悲しい事態を防ぐためにも、業者を選ぶ際は事前に口コミや評判サイトを見ましょう。
口コミや評判サイトを見ることで、その業者がどんな対応や施工をしているのか知ることができますよ。
4.経験豊富な業者
砂利敷きの経験が豊富な業者であれば、どんな庭や駐車場でも対応してくれる可能性が高いです。また経験豊富だと作業にも慣れている場合が多いので、信頼できます。
まとめ
雨が降ると悩まされる庭や駐車場のぬかるみには、砂利を敷くのが効果的です。また砂利敷きは自分でもおこなうことができます。その際、防草シートを敷くと雑草防止になります。
砂利以外のぬかるみ対策として、(常温アスファルト・プラスチック製敷板・ウッドチップ・バークチップ)といったものもあります。それぞれ違った特性があるので、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
砂利敷きを自分でおこなう時間や自信がないという場合は、業者に依頼することをおすすめします。業者に頼めば手間がかからず、仕上がりも期待できますよ。
業者に依頼する際は、施工費用が明瞭で評判もよい業者から、相見積りをとるなどして信頼できる業者を選びましょう!